【まちあるき】中心市街地にある神社・史跡を巡る

まちなかには多くの人々に愛され、守られてきた場所があります。
今でもお正月や祭事には催し物が行われる中心市街地内の神社・史跡をご紹介します。

1.羽黒山鳥屋神社
2.住吉神社
3.豊川稲荷
4.縄張神社
5.石巻鋳銭場跡
6.作田島船魂稲荷神社
7.その他(紫明神社、秋葉大権現)

1. 羽黒山鳥屋神社

羽黒山鳥屋神社

羽黒山鳥屋神社
羽黒山鳥屋神社
羽黒山鳥屋神社
羽黒山鳥屋神社

神社名は「ハグロサントヤジンジャ」。約1,600年の歴史を持つ、(※)延喜式内社[エンギシキナイシャ]の一つで、『鳥屋神社』と『羽黒神社』の合祀になります。
鳥屋神社は猿田彦神[サルタヒコノカミ]をお祀りしており、交通安全、みちひらき、海上安全などのご利益があると言われています。羽黒神社は倉稲魂神[ウカノミタマノミコト]をお祀りしており、五穀豊穣、商売繁盛などのご利益があると言われています。
社紋は菊の花と葉。神社は山の上にあり、275段の階段を登ると神明鳥居が出迎えます。(もちろん車でも登ることができますよ)
この神社ではブルーインパルスの御守りやご朱印帳があり、とても人気です。
(※)延喜式内社:国が祭祀した神社(全国に2861社あります)

名称 羽黒山鳥屋神社
住所 石巻市羽黒町一丁目7−1

2. 住吉神社

住吉神社

住吉神社
住吉神社

約1,100年の歴史を持つ、延喜式内社の一つ。『住吉大島神社』と『住吉八雲神社』の合祀になります。
住吉神社は住吉三神(底筒男命[ソコツツノオノミコト]、中筒男命[ナカツツノオノミコト]、表筒男命[ウワツツノオノミコト])をお祭りしているのに加え、墨江神も祀られています。
旧北上川の堤防整備事業に伴い再建され、旧社殿で使用していたケヤキも再利用しながら2020年に新しい社殿となりました。

名称 住吉神社
住所 石巻市住吉町一丁目3−1

+プラス情報

住吉神社を囲む石垣にはハート型とスター型の石があります。
見つけた人には良い事があるかも…? ぜひ散策しながら2つの石を探してみてくださいね。

住吉神社
住吉神社

3. 豊川稲荷

豊川稲荷

約100年の歴史があり、現在豊川稲荷がある富貴町通りの開通に合わせ、通りに入居する店舗の商売繁盛を願って愛知県の豊川稲荷を勧請したとされています。豊川稲荷は豐川吒枳尼眞天[トヨカワダキニシンテン]をお祀りしており、正確には神社ではなく寺院です。

名称 豊川稲荷
住所 石巻市立町二丁目7

4. 縄張神社

縄張神社

神社名は「ナワバリジンジャ」。一説では寛永年間に創建されたと伝えられています。 正式名称は「縄張稲荷神社」。河村孫兵衞が工事の安全を祈願し、完遂後に感謝を込めて測量に使用した縄を奉納し、縄張大明神の称号を贈られた神社です。倉稲魂神[ウカノミタマノミコト]をお祀りしており、五穀豊穣、商売繁盛のご利益があるとされています。
毎年8月に開催される石巻川開き祭りでは、奉納した縄にちなんで「縄張神社奉納大縄引き大会」が開催され、地元学生および地元企業が練習の成果を発揮しています。試合後は「東西大縄引き」も行われ、東が勝てば大漁の年、西が勝てば豊作の年となるといわれています。

名称 縄張神社
住所 石巻市千石町二丁目52

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