• その他
  • マンガロードのベンチやマンホールの紹介

街なかキャンバスプロジェクトー原点回帰ー

街なかキャンバスプロジェクトとは?
石巻が得た財産=繋がりを活かし多くの方々の参画を得てマンガロードにアートコンテンツを制作していく「石巻マンガッタン・ミュージアム構想」の考えのもと、石巻駅から石ノ森萬画館を結ぶ石巻マンガロードエリア内にある壁やシャッターに絵を描き、街歩きスポットや撮影スポットとして楽しんでもらおう!という取り組みです。

アーティスト ーKUMAKANー
石巻市出身である「いぼくま」、「kurokuma micco」による2人のアーティストユニット。“KUMAKAN”とはちょっとした『非日常』ちょっとした『創作欲』ちょっとした『刺激』で何かしらのきっかけになる『分岐点』を目指し、自分たちの『発表の場』だけではなく『創造力に触れられる場所』になれないかと作品展示やアニメーション上映、ライブペイントやワークショップなど試行錯誤を重ねながら活動の幅を広げている。
2010年〜デザインフェスタ出展他、イベントに多数出展
2016年〜石巻でグループ展『分岐展』開催
2021年 中里メリー保育園 壁絵製作
壁絵テーマ ー原点回帰ー

石ノ森萬画館が自然災害を乗り越え今もその場所に在り続けていることや、クリエイティブな観光・商業の発信源はここであると活動し続け20年を迎えた今、これからも様々な挑戦を続けていく人々のインスピレーションの場で在って欲しいという願いを込めてこのデザインを考えました。「宇宙=無限に広がる創造の世界=新しい時代」という意味合いを込めており、背景を宇宙の設定としています。また、この作品中には石ノ森作品から『青いけもの』を取り入れました。(話:KUMAKAN)

描かれている石ノ森作品『青いけもの』
『青いけもの』
日本有数の動物学者・風祭譲の元へ、国際動物自然保護連盟から調査依頼が来た。依頼はふたつ。一つは、世界各地の珍しい野生動物の自然保護状態のチェック。もう一つは、世界各地で目撃情報がある正体不明の“動物”の実在を確認することだった。小学生の息子・ケンを伴い、譲は各国を巡る。世界中で神出鬼没な“青いけもの”と呼ばれる生き物とは果たして……!? 紀行ものとしても楽しめる、社会問題に警笛を鳴らす社会派作品。

青いけもの

この「けもの」自体が地球の化身(地球の白血球のような存在)のようなキャラクターであり、自然災害や地球環境を悪くする元をも取り除こうとしている様子が印象的で、流行りの感染症と当てはまる部分があるのではないかと感じました。サスティナブル的観点からこの「けもの」自体がこれからの新しい時代、避けられない環境問題との共生のシンボルになるのではないかと思っています。(話:KUMAKAN)

主催

まんぼう

協力

協立塗料

壁絵へのアクセス

まんがる堂 (〒986-0822 宮城県石巻市中央二丁目5-7)

関連記事一覧